今日はPマーク取得のための審査が入っています。
色々と指摘を受けながら、個人情報管理の運用を学びたいと思います!
さて、今日は、ナイガイの中期経営計画をみていきましょう。
株式会社ナイガイは、繊維製品の企画製造販売、輸出入などを行っている企業です。おもに、紳士・婦人・子ども向けの靴下を取り扱っています。
2017年8月現在、8つのオリジナルブランドと23のライセンスブランドを揃え、全国5,500以上のお店に商品を卸しています。
2018年1月の業績は、売上高170億円、経常利益4.7億円です。
靴下の販売で170億円ってすごくないですか?
それでは、今後の戦略について、2018年12月13日に発表された「第4次中期経営計画(ナイガイ・ニューバリュー2021」をみていきましょう。
2022年1月期の業績目標は、売上高200億円、経常利益率3%以上です。
なお、ナイガイでは2021年2月~2022年1月を2021年度と呼んでいるようです。
株式会社ナイガイ「中期経営計画」P9
中期経営計画のなかに少し興味深い取組みがありましたので、成長のタネとして紹介します。
Web卸システム「NAIGAI SelectMall」
「NAIGAI SelectMall」は、小売店向けの卸売オンラインストア(仕入れサイト)。Webを使えば、営業に行きづらい地域の小売店にも販売することができます。また、小ロットで注文できるようなので、小規模の店舗も助かるでしょう。
株式会社ナイガイ SelectMall
先日、マザーズに『Mマート』という飲食店向け業務用食材卸の会社が上場しました。卸売のWebサービスというのはまだこれから成長市場となるのかもしれませんね。
商品クチコミサイト『ものトーク』
アプリを使って商品パッケージのバーコードを読み取るだけで、簡単にクチコミ情報(レビュー・ハッシュタグで手軽に投稿が可能)なWebサービスです。
ナイガイでは、『ものトーク』をブランディングに活用していきます。
ちなみに、この『ものトーク』。運営は、メディアシークという会社ですが、ナイガイが全面協力して開発したようです。
株式会社ナイガイ「プレスリリース」
ナイガイは2020年に100周年を迎えます。
靴下一筋で100年はすごいですね。ただ、商品は一筋でも売り方はずいぶん変化しています。Webで販売したり、アプリでブランディングしたり……「変わることと変わらないこと」。この両立ができた成果といえるのでないでしょうか。
株式会社ナイガイ HP